せどらーと言えばレミングスを思い出す

 レミングというのは、集団行動でいっせいに崖から飛び降りて自殺するので有名な動物だが、彼らは何かに突き動かされているかのように死に向かっていく。せどらーもまた、レミングスにそっくりだ。

 なぜ誰も指摘しないのだろう?

 1円の無価値という死に向かって、誰もが文句を言わずに淡々と死の行進(更新?)をしていくのである。はたから見ていると、淡々と本を無価値にしていく彼らの姿が気持ち悪くて仕方がないのだが、彼ら自身はまったく何も思っていない。

 いや、自分の姿を思い浮かべる想像力が欠けているというのか、客観的に判断ができていないというのか、とにかくその無意味さにおいて、集団自殺するレミングスそっくりである。

 その上、情報商材を売る低俗な詐欺師どもにも食い物にされ、ブログで自分のライバルに優しく語りかけたり、何かを教えたり、あらゆる「自殺行為」を嬉々としてやっているのだから、もうあまりの低レベルぶりに開いた口がふさがらない。

 もう少し、目を開けて自分を見つめてみればどうだろうか?

 まずは、自分がレミングスのようになっていることを客観的に知るのが、せどり=儲かる、という洗脳から覚める第一歩だろう。よく考えてみたほうがいい。誰もがカンタンにできるようなことで儲かると思うのが間違いのはじまりだ。