2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

せどらーと言えばレミングスを思い出す

レミングというのは、集団行動でいっせいに崖から飛び降りて自殺するので有名な動物だが、彼らは何かに突き動かされているかのように死に向かっていく。せどらーもまた、レミングスにそっくりだ。 なぜ誰も指摘しないのだろう? 1円の無価値という死に向か…

敵を敵と認識できない愚かさ

実際に商売をしたことがある人ならわかると思うが、商売のライバルというのは、「商売仇」と言ってまぎれもなく「敵」である。仇(かたき)というのは、辞書で調べればわかるが、「うらみのある相手」のことであり、商売仇というのは、まさに叩き潰さなけれ…

小銭レベルの話

せどりで儲からないと書くと、「いや、儲かってるよ」と必ず言ってくる人もいる。それは、「宝くじは当たらない」と書くと、「いや、当たったよ」という人がいるのと同じだ。たまに運のいい人はいる。しかし、ほとんどがそういう部類ではないということを、…

頑張るせどらーほど損するしくみ

一日に何回もアマゾンのシステムを開いて自分の買った本の価格を下げていくせどらーは、タコが自分の足を食って生きているのと同じで、いずれ食べる足がなくなったときには身動きできなくて死ぬ。 せどらーも自分で本を無価値にしていくわけだから、そのうち…

せどらーとは本を無価値にするためにボランティアする人

せどらーは売れない在庫をせっせと集めて、それを1円刻みで毎日必死で本の価値を無価値にしていく人である。 せどりは在庫を増やせばいいというが、売れない本をいくら集めても売れないものは売れない。せどらーが売れていないのは、アマゾンの価格がすべて…

アマゾンのシステム

2、3日前に壊れたアマゾンのシステムだが、いまだ直っていないようだ。せどりビジネスは、こういうシステムの上で成り立たせないとならないので、とても不安定であることが分かる。システムが使用不可になった時点で、せどりビジネスも売り上げ激減に見舞…

お客さんは容赦ない

アマゾンでもヤフオクでもお客さんの評価は非常に気になるものだが、それは商売人として当然のことだ。ヤフオクは相互監視のようなものになっているので、滅多なことでは悪評価はつかないが、アマゾンはほぼ一方的に付けられるので、どの出品者を見ても、面…

アマゾンのシステムがバグったら手の施しようがない

せどらーが販売でメインにしているのはアマゾンのマーケットプレイスだが、アマゾンのシステムが完璧だと思う人はほとんどいないはずだ。よく情報の遅延を起こすし、メールが飛ばなかったりするトラブルもある。 システムトラブルはめずらしいことではない。…

本に対する愛着が薄れる商売

本に興味のないせどらーは、そもそも商品に興味のないセールスマンみたいなものだから成功する可能性は限りなくゼロに近いが、本に興味があるせどらーについてもいずれ本に対する愛情が薄れるのが「せどり」という商売だと思う。 何しろ愛着を持っている本の…

購買者なき値下げ競争

せどりビジネスで一番馬鹿げてると思うのは、せどらー同士の不毛な値下げ競争だ。客のいないところで、ただせどらー同士が競争して値段をどこまでも下げていく。自分だけが取り残されていくのではないか、という恐怖心と小心がそうさせているのだろうが、そ…

せどらーはお人よし日本人の縮図?

昔、せどりは儲かったらしい。なぜならライバルが少なかったからである。今、せどりが儲からないのはライバルが多すぎるからである。なぜライバルが多いかというと、誰でも簡単に参加できるというのもあるが、ラットレースに参加している人間が、せどりの情…

売れた、売れなかったと報告するブログ

ブログというのは公開日記みたいなものだから何を書いてもいいのだが、せどらーは自然に何が売れただとか売れないだとかを書いている。そこにアフィリエイトを貼りつけて、「ぽちっと押せ」と書いて、ランキングが何とかで読者に何かを押させるように誘導し…

せどりのノウハウ?

せどりのノウハウを知りたければ金を払え、という情報商材売りのアフィリエイトだが、あまりに馬鹿げていて笑い飛ばす気持ちにもなれない。「儲かるのは商材に法外な値段をつけているあなたでしょ?」とマヌケな顔写真をさらしている情報商材人間に吐き捨て…

コモディティ(陳腐商品)を扱う先には絶望的な薄利多売が待っている

せどりをする人間が扱う商品は誰もが手に入れることができて、誰もが何の工夫もなく売ることができるものなので、これは完全なるコモディティ(陳腐化商品)であると断言してもいい。 プロから買おうが素人から買おうが、商品自体の付加価値が変わるわけでは…

日に日にクズが積み上がる

いつか売れるからそのまま在庫を取っておこう、という考え方もあるが、実のところせどりで売れ残った商品というのは、ライバルの過当競争のせいで、あっという間に1円の「クズ」と化して、しかもその1円の出品者が日に日に増えていくから、正直言うとまあ…

1円という価格は著者にも失礼

せどりをしている人が本当に本を愛しているかどうかは疑問で、ただ売れればいいと思っている可能性のほうが高いような気がする。たとえば、1円価格を平気でつけられる人は、どうも著者に対して敬意がないように思える(もっとも私もそれに気がついたのはラ…

野菜よりも早く腐る商品

私はせどりというビジネスがあるということを知るまで、本というものは「腐らない」と思っていた。しかし、せどりを始めて3ヶ月。最近では本は腐っていくものだ、ということを痛感するようになった。 腐る、というのは価値がなくなる、ということである。ア…

うさん臭い情報商材売りとの結びつき

せどりがさらに胡散臭いのは、せどりよりもはるかに胡散臭い情報商材売りやらアフィリエイトやらと連結しているからだ。情報商材は、そのほとんどが誇大宣伝のウソ八百ビジネスであるのはもう誰もが知っている。だから普通の人は近寄りもしないが、食ってい…

すみません

自分で記事を書いてみて、やけに辛口なのに自分でびっくりしています。たぶん気に障る人が続出すると思いますが、すみません。でも、ここまで書いてしまったので続けます。どうせ、本音の部分だし、恐らく私が言わなくても誰かが同じことをいうはずなので。 …

せどりは限りなく見苦しい

ブックオフに行くと、携帯電話を取り出して価格を調べている人間をしょっちゅう見かけるが、見苦しい上に、ぶざまで格好悪い。 これがせどりをする人間の姿なのだが、ブックオフという商売の上に寄生している姿は、たぶん本人が想像している以上に格好悪いと…

バカでもできるビジネス=バカがどんどん参入するビジネス

せどりというのは単純なビジネスである。ブックオフで安く買って、アマゾンで高く売ればいい。それだけだ。どんな本を買うべきか、いつ買うか、いくらで売るかは、それぞれ微妙な差があったりするだろうが、基本的にはブックオフで仕入れたものをアマゾンで…

せどりに手を出した理由

会社を辞めてぶらぶらしているが、カネも欲しいし適当に何かできることはないかと思ってインターネットを見ていると、「せどり」という商売があることに気がついた。まあ、売れるわけがないと思いつつ、持っている本をアマゾンのマーケットプレイスに登録し…