売れた、売れなかったと報告するブログ

 ブログというのは公開日記みたいなものだから何を書いてもいいのだが、せどらーは自然に何が売れただとか売れないだとかを書いている。そこにアフィリエイトを貼りつけて、「ぽちっと押せ」と書いて、ランキングが何とかで読者に何かを押させるように誘導して、売れた本のリンクも、アマゾンのアフィリエイトだったりする。迷惑だ。どのリンクを押そうと読者の勝手だ。

 せどりで儲からない分をブログで儲けようという魂胆というか浅知恵みたいなものが全開で、うんざりしてしまうのは私だけではないと思う。もちろん誰が何をして儲けようと関係ない。しかし、そういう儲け主義が先行したブログサイトは、いったい何だと思う。しかも悪いことに、どこを見てもそんなブログばかりでうっとうしいことこの上ない。

 たぶん、そんなブログをやっている本人たちも他のブログを読みにいって、アフィリエイト満載だったり、情報商材を売りつけられそうになったら激怒すると思うが、自分のことになったら棚に上げているようだ。

 いったい、いつから日本人は端から端まで、みみっちいことをするようになったのか知らないが、たぶん根底には楽して儲かればいいや、というどこか底の浅い願望があるのだろう。

 冷静に考えれば、そんなことをいくらやっても儲からないのだからやるだけムダだと思うが、どうせムダなら読者を騙すようなブログの作り方はやめてほしい。