せどりに手を出した理由

 会社を辞めてぶらぶらしているが、カネも欲しいし適当に何かできることはないかと思ってインターネットを見ていると、「せどり」という商売があることに気がついた。まあ、売れるわけがないと思いつつ、持っている本をアマゾンのマーケットプレイスに登録したら、なんと売れてしまった。

 もしかして脈があるのか……。ともかく、一週間に数冊売れていくので、最初は乗り気じゃなかったのにすっかりその気になった。こんなに売れるのなら、もっと在庫を増やそうと、はじめてブックオフという古本屋で本を買ってみる。それからずるずると、せどりをするようになった。今は3ヶ月目くらいだろうか。

 最初は「これは面白いビジネスを発見した」と有頂天になっていたが、最近はどうもそうではなさそうだと思うようになった。なぜ、そう思うようになったかというのは多くの理由がある。この際その気持ちをブログに書きたくなったのでこのブログを立ち上げてみた。

せどりは儲かる」、というブログや、「今日は何冊売れた」というブログばかりなので、いい加減、裏事情も書いたブログもあったほうがいいんじゃないだろうか、という気持ちもある。そういうブログはほとんどない。

 ちなみに、今はせどりに関してこう思っている。

 ・このビジネスはいずれ成り立たなくなる。
 ・このビジネスは大儲けできない。
 ・このビジネスは淘汰されていく。

 人によっていろいろ言い分はあると思うので、これについては反論があっても不思議ではないが、私自身は強くそう考えている。なぜ、そうなのか、というのをこれからいろんな角度で書いていきたい。